本文へ移動

のぞみ会

のぞみ会とは

母と子のために

滋賀県母子福祉のぞみ会は、戦争未亡人会が発足で子どもを抱えたお母さん方が今日一日を過ごすことさえできない、この事態をなんとかしなくてはいけない、子どもを立派に育て上げるために必要な会の始まりでした。
「わが幸は、わが手で」をモットーに自らの幸を得るためにまず、一人ひとりが自活の為の努力を重ねてきました。
昭和25年11月、全国母子寡婦福祉団体協議会の結成と同時にその日の生活にも難渋している未亡人を救済するために行政・国会に直訴嘆願され、雨の中ずぶ濡れになって首相官邸に土下座して必死に陳情致しました。
時の厚生労働大臣 山縣勝巳様 より歌を詠んで励まされました。
「願わくば み山花咲く 白百合の
     清き香りを 捨てずありたし」  
母子会のシンボル「白ゆり」であります。

滋賀県は、日本一の母子福祉先進県であり県や政府のご協力を得て、各種の対策・施策が実を結んでいます。
この会を「心の触れ合いの場」として「精神的な豊かさを得られる場」として、集まってこられます。
仲間の励ましが子どもを抱えて一人で生き抜く母親を、勇気づける会の存在理由になります。

のぞみ会の歴史

戦後の昭和24年10月23日、幼い子どもを抱えた県下の母子家庭の母400名によって、会の前身である滋賀県未亡人会が発足しました。
 戦争、病気、事故、生別など一人ひとりの事情は異なっても、子どもを抱えて女性ひとり生きていく困難さは今も変わりありません。生活の苦しさに、子どもの養育に、ともすれば、くじけそうになる母親達を支え、励ましあうことのできる会です。「我が幸は我が手で」を合言葉に、母子・寡婦の福祉施策の確立のために、行政に働きかける等、たゆまぬ努力を続けてきました。
 この間、昭和45年10月には、会の活動センターとして「のぞみ荘」を建設、また昭和48年には、会名を滋賀県母子福祉のぞみ会と改め、県下の母子家庭や寡婦の中心柱として活動を展開しています。

のぞみ会の組織

 のぞみ会は、母子家庭や寡婦の福祉を増進することを目的に結成されている団体で、趣旨に賛同する母子、寡婦なら誰でも入会できます。(会員は、現在県下に約4,000人。)
組織は、市や町の学区ごとにある母子福祉団体(単位組織)によって、県の会が構成され、県理事会や評議員会により運営されています。また、都市ごとに支部(郡市のぞみ会)があります。会費は、郡市一律1,000円です。

母子福祉施設 のぞみ荘

 のぞみ荘は、滋賀県母子福祉のぞみ会が昭和45年10月建設、平成5年に改築され、広く利用されています。
ここには、のぞみ会の本部がおかれ、母子家庭や寡婦のための生活相談等もおこなっています。


県からの委託事業等

・母子家庭等日常生活支援事業
・母子家庭等就業・自立支援センター事業
・母子・父子自立支援プログラム策定事業
・ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業
TOPへ戻る